教員の柴佳世乃(中世文学)が復元に関わってきました「如意輪講式」の書写山
版につきまして、以下のように復元法要を勤修する運びとなりました。
安居院澄憲(1126~1203)が籠って作成したとされる書写山圓教寺には、独自本
文を含み持つ「書写山版・如意輪講式」が伝わっており、それが復元詠唱されま
す。850年ぶりの里帰りと言ってもよいかもしれません。法要は、一般に聴聞を
公開します(申し込みなど必要ありません)。詳細は以下の通りです。
日時:4月7日(日)10時~14時半頃、於 書写山圓教寺摩尼殿
○午前10時 復元にあたっての解説
○午前10時30分 法要執行 第1部
○正午頃 休憩
○午後1時 法要第2部
○午後2時30分 終了
詳細は、書写山圓教寺HP(プレスリリース)にも掲載されています。
http://www.shosha.or.jp/
なお、この「如意輪講式」に関して、柴『仏教儀礼の音曲とことば――中世の〈声
〉を聴く』(法藏館、2024年)にも多く触れていますので、ご参照下さい。
https://pub.hozokan.co.jp/book/b641233.html